CONSULTING CASE / INDUSTRIAL DX
現場と経営をつなぎ、
DXの優先順位を
決める。
基幹業務、顧客管理、施設運営にまたがる課題を可視化。現場の実情と中長期の事業方針を踏まえ、システム刷新へ向けた進め方を設計しました。
3–6 MONTHSSYSTEM MAP
点在する業務を、
判断できる全体像へ。
業務・データ・運用ルールを分けて見ることで、刷新の前に優先順位をつくりました。
システムごとに、仕事が分かれている
仕事の流れから、役割を整理する
- 業務プロセス何を、誰が、どの順番で進めるか
- データ・システムどこで持ち、どう連携するか
- 運用ルール誰が管理し、例外をどう扱うか
システムが増え、業務とデータが分断していた
独自の基幹業務システムに加え、顧客管理や周辺業務のツールが混在。現場では同じ情報を複数回入力する場面があり、必要な情報がどこにあるのかを探すこと自体が日常業務の負荷になっていました。
情報システム部門、各現場、経営のそれぞれが異なる目的でシステムを使っていたため、主管や管理責任も曖昧になりがちでした。システム単体の問題ではなく、業務とデータのつながりを見直す必要がありました。
現場・情報システム・経営の視点を並べる
各部署・現場、情報システム部門、経営層へヒアリングを実施しました。顧客からの問い合わせ、データベースへの登録、現場での情報共有、管理・出力まで、仕事の流れに沿って利用システムを確認します。
さらに、地域向け施設の予約・受付や飲食に関わる手続きなど、主業務の周辺にある接点も対象にしました。現場の声を個別要望として集めるのではなく、事業運営のどこに影響するかという単位で整理しました。
業務、データ、運用ルールの課題を分ける
ヒアリングから得た論点を、業務プロセス、データ・システム、運用ルールの3つに分類しました。同じように見える困りごとでも、手順を変えるべきもの、データ連携で解くべきもの、責任範囲を決めるべきものでは、打ち手が異なります。
現場の要望をそのまま機能追加へつなげるのではなく、重複や優先順位を見極め、刷新すべき範囲と段階的な進め方を提案しました。全体の構造を先にそろえることで、将来の改修や追加投資も判断しやすくなります。
刷新の前に、投資判断の土台をつくる
現場が日々の業務を進めやすく、経営がデータを活用しやすい状態を目指し、DXの論点と方向性を共通言語化しました。刷新の前段で、何を変えるのかだけでなく、なぜ今その順番で進めるのかを整理します。
この整理をもとに、具体的な実装へ進むための判断材料を整えました。システムを導入すること自体を目的にせず、事業成長と日々のオペレーションの両方に効く土台づくりを目指した支援です。
